「先生、痩せるツボってありますか?」
とたまに聞かれます。
痩せるツボなんてあるんでしょうか?
以前友人の鍼灸師に痩せるツボはあるのかと聞いた事があります。
何せその友人はダイエットコースを作って施術しているほどだったのです。
しかし、よくよく聞いてみると、あるにはあるがそのツボを押したからといって痩せられるわけではないとのことでした。
では何故ツボに置き針などをするのかと言うと、置き針の上からシールを貼るのですが、それが目につくと「あ、ダイエットしているんだ」という意識になるからだそうです。
実際のダイエットの効果についてはほとんど食事指導だそうです。
「先生はスリムですね」
と言われることがありますが、実はコロナ禍で太ってしまったので密かにダイエットをしたのです。
ダイエット前は73キロでしたが、2年かけて65キロまで落として、痩せ過ぎてしまったので68キロまで戻して、それをキープしています。
私なりにダイエットを経験してわかったことがあります。
それは
ダイエットとは習慣だ
という事です。
何故多くの人がダイエットを失敗するのでしょうか?
それはダイエットをやめるからです。
ダイエットをやめると元の体重に戻ります。
私が皆さんに指導している姿勢と同じです。
ダイエットも姿勢もやめないで、生活習慣の一部にしてしまえば良いだけなのです。
あなたは
「でも、一生甘いものを食べないなんて出来ない」
というかもしれませんが、私がお勧めするダイエットは「我慢厳禁」です。
我慢は続きません。
甘いものが食べたければ食べれば良いと思います。
大事なのは食べ方です。
①食物繊維のある物から食べる
まずは一口目は野菜など食物繊維がある物から食べてください。
そうする事で血糖値の急激な上昇を防ぐことが出来ます。
何故、血糖値を上げすぎてはいけないのかと言うと、血糖値が急に上がるとそれを下げるためにインスリンが大量に出るからです。
「血糖値が下がるのならいいのでは?」
そうではありません。
インスリンは血糖値を下げるために血液中の糖を脂肪に変えて体内に溜め込むことになります。
その結果、体重が増えるのです。
ご飯を食べても構いませんがなるべく食事の後半にして下さい。
②30回噛んで食べる
あまり噛んで食べないと結果的に沢山食べることになります。
何故なら早食いになるからです。
早く食べていると、満腹中枢に刺激が行くまでに多く食べることになります。
「そうは言っても習慣だから、ついつい、、、」
というあなた。
一口食べるごとに箸を置いてください。
そうすることによって、早食いの癖が治ってゆっくり食べることが出来ます。
この二つに取り組むだけでもジワジワと体重が減っていきます。
極端に食事の量を減らしたり、無理なことをすると、ダイエットが続かないどころか、筋肉が落ちてしまいます。
筋肉が落ちると代謝が落ちます。
すると、ダイエットを始めてしばらくしてから体重が落ちなくなっていきます。
そして、代謝が落ちたままなら同じ食事量だと逆に体重が増えてきます。
これがリバウンドと呼ばれているのです。
無理なく、ずっと続けて生活習慣にまでしていけたのなら体重はずっと減ったままで生活していけます。
そして、この二つの習慣は健康にもなる習慣です。
是非試してみてください。
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